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【ワクワク理科実験教室のお知らせ】

  『ワクワク理科実験教室』 理科大好き小学生全員集合 !!! 理科好きな小学生のみなさん、学校とは少し違うテーマの実験・観察で、理科の面白さを体験してみませんか。 ( 全 3 回シリーズ ) 子ども総合科学館の「サイエンスショー」の実験企画を担当した講師が直接指導。   ※ 1 回だけの参加も OK 。対象は 1 年生から 6 年生まで。   1 日時   ① 10 月 15 日 ( 土 ) ② 11 月 19 日 ( 土 ) ③ 12 月 17 日 ( 土 )          時間はいずれも 14 時から 15 時 30 分まで。 2  場所   学習空間ココルーム ( 岩曽町 1169-1 あさひレジデンス 5 番館 101)           ☎ 307-3914 メールはcocoroom@mbr.nifty.com   3  内容 ◆実験テーマ  ①「分ける」とは何かを体験する     地球上には生物がどれくらいいるのか ②「植物のタネ」のなぞに迫る    子孫の残し方の秘密をさぐる   ③「光と磁石」のふしぎに迫る   ※持参するものは筆記用具・飲み物・参加費。 4  参加費   1 日 500 円 、 3 日間通し 1,200 円 5 申込・お問い合わせ      ☎ 307-3914   ( 平日 14 時から 20 時まで ) 又は メールでcocoroom@mbr.nifty.com まで。           学習空間ココルーム

大学(短大も含む)進学のメリットは何?

  高校生のみなさん、1学期もまもなく終わりますが、ここで自分の進路をどうするか、夏休み前に考えてみることは大切なことです。  また、先のことだと考えている1,2年生のみなさんも、実は1年の3学期から大学受験はスタートしていると言ったら「ちょっと早すぎるだろ」と思いますか。  その前に、大学に進学するメリットは何かを考えてみます。  一つは、よく言われるように高卒と大卒の「生涯賃金の差」です。たしか以前の厚労省のデータによると5000万円以上差がありました。まずお金の問題を考えてみても大卒のほうが有利になるのは間違いないでしょう。  次に、大学で学ぶことによって、知識の基盤となる教養が身につくことが挙げられます。  たとえば、大学で教養科目の一つとして学ぶ「経済史」「科学史」などを通じて、高校で学んだ以上に専門的に深く学ぶことができます。具体例を挙げれば、近世経済史で取り上げられるドイツ出身の経済学者アンドレ・グンダー・フランクの著書『リオリエントーアジア時代のグローバル・エコノミー』 ( 藤原書店 2000 年 ) によると、 1400 年ごろから 1800 年ごろまでの 4 世紀にわたり、世界経済の中心は東アジア、特に中国であり、西洋は東洋にぶら下がる周辺部だったと主張しました。これは私たち一般人の感覚からすると、少し意外な感じがするのではないでしょうか。おそらく、ヨーロッパを中心とする西洋が大航海時代を含めて、東洋を支配してきたのではないかと思われる方が多いでしょう。   それが、近年の世界経済の状況から世界のものづくり工場はアジア、特に東アジアであり、世界経済の中心は西洋から東洋に移行しつつあるのではないかと。しかし、フランクの考え方によれば、世界の中心はもともと西洋ではなく東洋であり、世界史的に見れば東洋は勃興してきたのではなく、元に戻りつつある『再興』なのだということになります。これは実に大きな視点の転換です。これまでは西洋中心の世界観でものを見てきた人間にとっては驚きの見方です。  このような学びができるのも大学での学びの特長です。人生観や世界観を新たに獲得することもできるでしょう。ある分野の専門家である大学教員の授業を受けることは、その先生のそれまでの研究成果の一端に触れることができる貴重な出会いの場ともなるわけです。単に、就職活動のために学ぶと...

夏期特別講座(夏期講習)のご案内【外部生向け】

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 夏期講習の案内ができました。これは、外部の方向けです。  申込の締切は7月20日(水)です。中学生は各学年定員の残りは3名ずつです。 

総合型選抜で求められるものは

 前回は、これからの大学入試で「総合型選抜」が大きな流れになっていくということをお話ししました。  今回は、「総合型選抜」で求められるものは何かという点についてお話しします。  それを考えるうえで、考慮しなければならないことは各大学の3つのポリシーです。   各大学では、「アドミッションポリシー」、「カリキュラムポリシー」、「ディプロマポリシー」という3つのポリシーに基づいて教育活動を展開しています。  簡単に述べると、アドミッションポリシーは「うちの大学はこういう学生を求めています、こんなことに力を入れたい学生を求めています」とうものです。順番から言うと、次はカリキュラムポリシーですが、これは近年あちこちで使われている「Backward Design」(逆向き設計)の考え方を援用すると、卒業時点のディプロマポリシーから考えたほうが合理的です。つまり、ディプロマポリシーは、卒業時にうちの学生は「こんな力を身につけて卒業する学生です」「在学中にこんな力を身につけました」という到達目標が示されることになるのです。  その目標を受けて、そのためにはどのようなカリキュラムを組んで、どんな授業をしていくのかを示したものがカリキュラムポリシーであるということになります。  以前のAO入試は上記3つのポリシーのうちの、アドミッションポリシーのみを念頭において作られたものでした。したがって、受験対策もある意味では就職活動と同様に、自己分析をして、自分のよいところを中心に売り込み、「私はこんなことができる人間です」ということをPRすればよかったわけです。  しかし、 今度の総合型選抜では、上記3つのポリシーをしっかりと頭に入れて、自分はこの大学で何を学んで、どういう力をつけて、どんな人間になって社会に貢献したいのかというストーリーができていないといけないのです。つまり、大学合格は目標ではなく、あなた自身のキャリアの通過点に過ぎないのだということになります。ここが重要なポイントです。  これを意識されている高校の先生方はそれほど多くないというのが現状ではないでしょうか。  つまり、志望理由書の作成や小論文・面接対策という技術的なことだけではなく、その生徒のキャリアデザイン全体を考えなくてはならないということです。  最近「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の対策を売りにしている塾が...

総合型選抜大学入試に関する情報

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※この表は、社会構想大学院大学教授・学びエイド代表取締役の廣政愁一氏作成のものです。   高校生のみなさんは、ほぼ半数以上の人が大学進学を考えていると思います。 私はこの3月まで都内私立大学の教授を務めていました。その感覚からすると、高卒よりも大学進学を多くの方にはお勧めします。 そこで、大学に入る方法としては、これまでは一般入試、AO入試がありましたが、3 年前より「総合型選抜」「学校推薦又は公募制推薦入試」「一般入試」の3つに分かれるようになりました。ここでの話はその「総合型選抜入試」のことです。 今や私立大学の入学定員の58%が「総合型選抜」を経て、入学してくるようになりました。 これまでのAO入試はどちらかというと、就職活動に似ていたわけですが、今度の「総合型選抜」はあなた自身のキャリアデザイン(人生計画)の一部となるものです。したがって、一般選抜の入試のように試験が終わればそれでお終いではなく、人生の一部としてそれ以降にも影響を与える大きなものなのです。そこのところをしっかりと認識しないとうまくいかないでしょう。 次の表は総合型選抜を採用している主な大学一覧です。 自分の志望する大学がもしこの中にあれば、ぜひ「総合型選抜」入試を念頭において、今後の高校生生活を送ってください。具体的に何をしたらよいかは、大学教員を経験した当塾の専任講師が懇切丁寧にお教えします。 総合型選抜入試及び学校推薦型入試を考えている高校生は、ぜひ当塾に相談してください。

本のもつ魅惑

  長田弘さんの 『すべてきみに宛てた手紙』 がちくま文庫で復刊されました。 そのなかの「手紙 9  世界は ( あなたの ) 一冊の本」に次のような一節があります。   存在するものは、かならず自分の物語といえるものをもっています。その物語をじっと聴きとる。そして、わたし自身の言葉で書きとってゆく。 「書くこと」は、つまり、「読む」ということにほかならないのです。「書く」とは存在するものの言葉を「読む」ということです。   つい「書くこと」と「読むこと」は別物と捉えてしまいがちですが、「書くこと」 = 「読むこと」であることを再確認したいものです。 また長田さんは「手紙 7 」のなかで、「本のもつ魅惑」について次のように述べています。   本のもつ魅惑は、本のもつ「今」という時間の魅惑です。 「今」といっても、それは刻々に過ぎさる、ただいま現在のことではありません。 ~ 途中省略 ~  時代の歴史のなかには、そのような「今」という時間が、ゆっくり座りこんでいます。本を読むというのは、そのような「今」を、じぶんのもついま、ここにみちびくこと、そして、その「今」を酵母に、一人のわたしの経験を、いま、ここに醸すことです。    歴史上の過去の人物が書いた事柄は、その当時においては「今」現在であったわけです。それを現在の私が読むということは、その過去の「今」を現在の「今」に置き換えて、あるいは過去の「今」から学んだことから、現在の「今」を見つめなおすという作業があるわけです。それこそが、「本を読む」ことの魅力の一つです。  私が時々読み返す本の一冊に内村鑑三の『後世への最大遺物』があります。この本の中には、誰に頼まれたわけでもなく、隣人たちのために山を掘り、水路を作った兄弟の 話が出てきます。彼らは名も知られることなく、死んでいったわけですが、このようなことは「われわれを励ます所業ではありませんか」と内村は語ります。数百年前のできごとが現在の私を励まし、「今」を考えさせてくれるわけです。 最後に、さきほどの長田弘さんの『すべてきみに宛てた手紙』のなかからもう一つ紹介します。 ( 同書 33 ページ )   読書するとは、偉そうな物言いをもと...

【お子様の成績が伸びないことでお悩みの保護者の皆様へ朗報です!!!】

  【お子様の成績が伸びないことでお悩みの保護者の皆様へ朗報です!!!】 当塾では、「国語・読解の特訓コース」を設けております。 これは最高峰の国語学習法である「リーディング・ワークショップ(RW)」「ライティング・ワークショップ(WW)」の手法を適用したものです。 最近発売された『国語の成績は観察力で必ず伸びる』(久松由里・かんき出版2022)は、著者自身の実践の中から、図らずもRW,WWの手法の一つに到達され、素晴らしい実績を上げている「成績向上の指南書」となっています。 この本の中にも書かれていますが、国語の成績は問題集の過去問をいくら解いても、本質的な向上が望めないという指摘はまさしくその通りです。 回り道のようですが、「読む・書く」ことをある手法で地道にやることで、飛躍的にすべての教科を伸ばすことができるのです。 これによって、久松さんの塾では、「読み書きの力がメキメキ伸びる」「算数・数学の文章題もよく解けるようになる」「学習全般に対する取り組みが見違えるように意欲的になる」というスゴイ成果を挙げられているようです。 それでは、どのようにすれば・・・。続きはぜひ当塾に。「国語・読解の特訓コース」に参加してください。 小学生から高校生・大人の方まで大歓迎。週2回(1回60分)で、管理費込でお一人「11,750円」と格安です。 お子様の成績が伸びないことでお悩みの保護者の皆様、この機会を逃す手はありません。 お申し込みは、メール→ cocoroom@mbr.nifty.com  まで。あるいはホームページの「お問い合わせ」からもOKです。