定期テスト対策はどうすればいいか

 毎日暑い日が続きますが、みなさん体調はいかがですか。

そろそろ今月末から来月初めにかけて、どの中学校でも定期テストが行われると思います。

そこで、定期テストにどう立ち向かうかを考えましょう。

まず、数学・英語は毎日やりましょう。試験範囲のところをいくつかの塊りに区切ってみてください。

3年生の英語なら、受動態や現在完了あたりが範囲に入ってくるでしょう。まず、文法の決まりを教科書の例文を何度も読み、頭に叩き込みましょう。そのとき、「受動態とは何か」「現在完了とは何か」をしっかり理解することです。そして、次に教科書の本文を繰り返し読んだり、書いたりして覚えることです。

私も昔、教科担当の英語の先生から夏休み中に教科書1冊まるまる暗記しなさいと言われ、その通り実行したら、それ以降英語で苦労することはありませんでした。今でも、翻訳の仕事を時々やりますが、それができるのも当時の先生のおかげだと感謝しています。

さて、数学はどうするか。数学は3年生だと「平方根」「二次方程式」あたりが範囲でしょうか。数学も基本は教科書です。教科書の例題が理解できることが出発点です。それをきちんとやっておかないと、問題集やワークをいくらやってもできるようにはなりません。「基礎・基本」はとても大切なのです。自分ですべての例題が解ければ、次に進めますね。

自分でやってみて、わからなければだれかに聞いてください。学校の先生でもいいですし、塾の先生でも、とにかく聞ける人に聞いてわかるようにしてください。基礎ができれば、後は問題集やワークを解いていくことです。そのとき、最初にやってできた問題には〇をつけておくといいですね。一回できれば、もうそれをやる必要はありません。間違えたところだけ、もう一度やればいいのです。

理科・社会もまずは教科書をよく読んでください。教科書に太字で書かれているところは、他のところよりも大切なので、太字になっているわけです。そこは必ず覚えてねと教科書を作った人はみなさんにメッセージを送っているのです。歴史の年号や理科の化学反応式は見ただけでは覚えられない人は、繰り返し書いて覚えましょう。理科の実験や観察は何のためにそれをやるのかという目的をしっかりと理解することが大切です。そして、どうやるのかという方法・段取りを理解して、最後にどのような結果・結論になったのかを確認することです。もし、途中で分からないところが出てきたら、先生に聞いてください。

国語も教科書を何回か読んで、授業中に先生が板書したことやノートにまとめたことをもう一度読んで、振り返ってみてください。その後、ワークなどをやればだいたいのことは頭に入ってくるでしょう。

おおよそ、このようにして勉強を進めればいいのです。それほど難しいことではありません。教科書が基本ですから、そこに書かれたことを理解する、わかることが何よりも大切なことなのです。

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